今日から始まる

蜂矢英明

リアル・クローズ(公式サイト)」。主役の香里奈さんがよく出てる東京ガールズコレクションよろしく、ドラマに使われた衣装がリアルタイムでネットショッピング出来るんだとか…。衣装を気にしているとドラマのストーリーが追えないので、視覚だけのショーと違い、ドラマとショッピングは両立しないっと早速酷評されていましたが、大好きな小泉孝太郎さんが、ありがちな情けない役でなく、「不信のとき」や「花嫁とパパ」の時みたいなクール・ビューティーな役なので、期待しています。(*^-^*)
ところで、孝太郎さんご出演の大河ドラマ天地人」ですが、まさか!っの前田慶次郎が出て来なかったそうで…(苦笑) 戦国ファンにとって、人気の前田慶次直江兼続はセット的な存在。兼続を語る上での重要人物として、ムヤミに出演が多かった信長や真田幸村なんぞより数段上と思う。出さないっつ〜法はないと思うケドなぁ。大谷吉継もなんだか大袈裟な演技する俳優さんが演っててガッカリしましたが、出ないとなるとガッカリのしようもない…。あ!これも大河スタッフの狙いだったりして?(爆) で、またもや史実に関係ない子役人気に頼り切るありさまだとか。。。「だから戦国時代で、女の脚本はダメなんだよ!」っとか小馬鹿にされるワケで、、、。せっかくの戦国人気の追い風も、まったくの無駄だったですネ。結局、伝統ある大河ドラマも、舞台が時代劇なだけのホームドラマ(そもそも「大河」と冠する必要あるの?)となり果ててしまったワケで、篤姫人気の二匹目のどじょうを狙った(既に三匹目も狙ってるケド)のがそもそもいけなかったんでしょうナァ。兼続ファンも景勝ファンも政宗ファンも、いやいや、戦国武将ファン全員が怒ってますエ。マジで(笑) こんなに省きまくるなら、11ヶ月の長丁場な必要ないですやん# 「大河ドラマ」を名乗る?のならば、バブリーなトレンディ・ドラマの系譜を引くイージーな恋愛ドラマよろしく、出演者人気のみ(それだけや#)に頼るのは、いい加減で止めて欲しいでっす。o(>_<)o
で、最近ハマッている1988年の大河ドラマ武田信玄」。勇壮な合戦シーンも、それぞれの戦国武将の特色や魅力も、正妻(三条の方の侍女@八重がスゴイ!)と側室の確執というドロドロのホームドラマ感も完全に織り込んで、毎回もれなく乱世の高揚感があり、物語性でも泣かせてくれます。登場人物は「天地人」の三倍以上いると思うケド、ちゃんと全部それぞれに描き切っているところもスゴイ! 「天地人」が真似っこしてる「美しき〜」を連発する上杉謙信の神憑ったカリスマ性も数段上だし、北条氏康今川義元、まだ若手の徳川家康も、単なる嫌なヤツやアホたれではなく、それぞれの信念の元に真っ直ぐ生きていてるので、場面が武田家や北条家、今川家や上杉家と移るたびに、それぞれが憎しみ合う立場や感情がよく理解できます。また、「天地人」と同じく架空の人物も出て来ますが、歴史上の主要人物を見事に描き切っている満足感があるので、物語的に邪魔になっていないことも「天地人」とは雲泥の差でしょうナ。(^-~*
で、中でも飯富三郎兵衛(後の山県昌景)を演った篠田三郎さんがすっごいステキです。オープニングで武田の赤備えの騎馬隊が赤母衣と旗指物を棚引かせて疾駆するシーンがありますが、この赤備え隊を率いていたのが山県昌景と思うと、もう超萌えてしまいます! 最近は舞台中心でテレビであまりお見掛け出来ないのが残念! 最近何かの旅番組で観ましたが、60歳とは思えぬカッコ良さでした。また武将役で拝見したいです。
Sea Monkey ^_~*