NHKのドラマ

最近、NHKのドラマが面白いな、と思う。「天璋院篤姫(公式サイト)」、「陽炎の辻2〜居眠り磐音 江戸双紙(公式サイト)」、「ジャッジII(公式サイト)」…。
「七瀬〜」はヒロインに花がないので観ていないが、「〜篤姫」は「新選組！」以来の勢いで観ている。「新選組！」ほどキャストが揃ってる訳ではないのに、何故か見てしまう。篤姫以外(すんません！)の女性のメイクや衣装が本当に似合っていて美しいからだ。特に、稲森いずみさんの瀧山が臈たけて美しい。堀北さんのお雛様のような初々しく瑞々しい美しさも、同性の目から見ても惹き込まれてしまう。あと、実家のお母様役の樋口可南子さんの凛とした美しさ、和宮のお母様役の若村麻由美さんの妙なるな美しさ…。女優と呼ばれるからにはこうでなくっちゃ！って程の、気魄の籠った「美」がそこにあると思う。ただ残念なのは、主役のオヘチャ加減(スミマセン！)。若い内は可愛いで許されるだろうが、30越えたらどうなるのか？　蒼井優さんみたいに子役からなら誤魔化しようがないが、デビュー前に何でお鼻だけは直しておかなかったのだろう？　行きつけのエステティシャンが言ってたが、一昔前はデビュー前に御直し整形が常識だった芸能界も、最近は歯列矯正とホワイトニングだけで、生まれ持ったDNAで勝負する女優が増えているらしい。全てのパーツが整形のお手本とされた沢口靖子みたいな完璧美人は、人間味がなくて親しみやすくなくので敬遠されるようになったからかもしれないが、女優と呼ばれる人にはやはり常人を超越した天性の美を兼ね備えていて欲しいと思う。まぁ、実在の写真を見ても篤姫はそれ程というか美人には程遠いから、キャスティングとしては間違っていないのカモ。維新後に二人の姑(本寿院と実成院)を引き取って一緒に暮らしていたり、戦友の和宮が亡くなった箱根の宿を訪ねて「君が齢とどめかねたる早川の水の流れもうらめしきかな」と袖を絞って泣いたり、実際の篤姫は美人ぢゃないがカナリ男前な愛すべきお人柄だったらしい。宮崎さんには御姫様の「美」ではなく、そういう等身大の篤姫を表現して行かれることを期待したい。
話はそれたが、「ジャッジII」は本当にいい。毎回泣かされる。西島秀俊さんの代表作となるのではないかと思う。穏やかな話し方、静かな演技がもう最高！　惚れちゃったってカンジ。ただ、生まれも育ちも東京の私としては、島の方言がたま〜に理解できないことがある。字幕はうるさいかもだが、VTRの時は戻すとしても、リアルタイムで観ている時はちこっと解説を付けてくれたらな〜って思ってしまう。
「陽炎の辻2〜」は、磐音の山本さんはもう時代劇一本で一生行って欲しいくらいに素敵だし、おこんの中越さんも女の目からみても可愛い女だし、笛木さんの花魁も絶品！　最終回が楽しみだ。(*^-^*)
Sea Monkey ^_~*