気になる武将
最近、いい事があって浮かれた気持ちでいると、しっぺ返しのように悪い事がある。ワイングラスを洗っていたら、パリンと割れて右手の人差指を切ってしまったり…。それも、ダンナが遅くて一人の時…。まぁ、一人だったせいで、かえって落ち着いて手当て出来たけど…ね。騒いても誰も聞いてくれないからね。新しい冷蔵庫が届いて喜んでいたらと、普段使いのメガネが壊れたり…。気を引き締めよ、ということか、、、。外出時は特に気をつけないとね。(¬ε¬)ふむ
ところで、今、気になる武将がいる。
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この人、始めは父や兄と同じく家康に仕えたが、秀忠の乳母の息子を斬り殺して出奔。その後、人気の大谷吉継→宇喜多秀家の家臣となり、関ヶ原では父や兄の敵・西軍の宇喜多軍の武将として奮戦している。敗戦後、父が佐渡守正信なので罪は問われなかったが、主君・秀家は薩摩に隠棲してしまい浪人となる。しかし、小早川秀秋をはじめ各大名家から仕官を請われて引っ張り蛸となり、福島正則を経て、結局、前田利長に3万石で召し抱えられた。が、旧主・宇喜多秀家の赦免の噂を聞いて、たった三ヶ月で前田家を去り京都へ向かう。しかし、秀家は赦免でなく八丈島へ配流と決まり、またもや浪人の身に…。で、直江兼続に請われて(一説には前田利長の紹介で)上杉景勝に仕官、直江兼続の娘・松の婿養子となって直江大和守勝吉と称す。この時、政重25歳。男子が生まれたら、子宝に恵まれない景勝の嫡子とするという約束があったとかなかったとか…。が、景勝50歳を目前にして側室四辻氏に待望の男子・定勝が誕生。間もなく妻・松も亡くなってしまう。それでも今度は、兼続の実弟・大国実頼の娘・阿虎を直江家に入れて再び養嫡子となるが、用済みと感じたのか兼続の長男・景明に遠慮したのか、政重は妻子を連れて再び利長の待つ前田家に帰参した。以後は父・兄を向こうに回し、徳川幕府に対する防波堤となって前田家の為に奔走。前田家の筆頭家老として加賀百万石の藩政と安泰に貢献し、代々家老職を務める加賀八家の一つの祖となった。
政重が大名家を転々としたのは、父・正信の命で隠密活動をしていたとも、各大名家の方が本多家の人間を取り込むことで幕府への防波堤として自家の安泰を画策した為とも言われるが、
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前田家と上杉家を繋ぐ人物としては人気の前田慶次郎が有名だが、私はなんだかこの本多政重の方が好きなんだなぁ。(^-^)vv
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