上杉景勝本♪
あれ?秋ってあったの?ってくらいな速足で、冬が来てしまったカンジ。寒さが身に沁みるな〜。(;^_^A)
景勝さまの本には、かなりお金をツッコンで来たSea Monkeyめだが、もうそろそろネタが尽きたので、ちょっと変わり物に手を出してみた。
「奥羽永慶軍記」にある、女嫌いであった景勝に対し、上杉家の世継ぎの必要性を考えた直江兼続が、男装させた女性を景勝の寝所に送り込んだという話をもとにした、山田風太郎氏の「くノ一紅騎兵 (1979年) (角川文庫)」である。美少年を侍らせるのがお似合いの、威風あたりを払う壮年の景勝さまが堪能できる。これは最近コミック化もされて、
- 作者: せがわまさき,山田風太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/08/06
- メディア: コミック
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あと、本ではないけど、歌舞伎や浄瑠璃の演目「本朝廿四孝(コトバンク)」。景勝さまは「上杉(長尾)三郎景勝」っつ〜、北条三郎景虎の間違いみたいな名前になっている。ちょっとした悪役だ(笑) 全体的には武田勝頼と上杉謙信の娘・八重垣姫の悲恋のお話なんだが〜、これって、そう。景勝さまと武田信玄の娘・菊姫(甲斐御寮人)のカップリングがモデルって言われてるんだよね〜。生涯不犯を通した謙信さまに娘はいないからのぉ。ちょっと勝頼のお母様・諏訪御寮人のイメージも重なっている気もして荒唐無稽だけど、江戸末期には景勝さまを、河原崎権十郎さんや、市村羽左衛門さん(錦絵:演劇博物館デジタル・アーカイブ・コレクションより)なんて、美男の役者さんが得意となさっていたようで、是非観てみたい気もするが、景勝さまのご登場はそれ程多くはなさそうで(ってか「筍掘」の段なんて今時あまり上演されないぢゃないだろうか?)、悩むところだ。(;^_^A)
Sea Monkey ^_~*