なんだかねぇ(;^_^A)
こんなにチャンネルが増えたのに、観たい番組がぜ〜んぜんない時間帯が多い気がします。BSなんか、どこも再放送とTVショッピングばっか、、、。地デジ化を機にTVとおさらばした方々のお気持ちが、よく分かりますワ。(¬ε¬)
福島県の子供の45%に甲状腺の内部被曝が確認された(sauce:朝日新聞)そうで…。親の仕事とか学校の関係がありますから、戦時中のように強制疎開させるのは難しいでしょうが、なんとか対策がとれないものでしょうかね? 円高も止まらないのに、政治や復興そっちのけで個人的な権力闘争に明け暮れる、政治家と呼ばれるただの我利我利亡者たち。。。この先、日本はどうなってしまうんでしょう???(T^T)*sobs*
で、再び「平家本」読んでます。(;^_^A)現実逃避!
- 作者: 中村真一郎
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あぁああ。「昔紫今右京」と謳われた七歳(諸説有り)年上の才女@建礼門院右京太夫をして、「わがありさまに似ず、いとなまめかしく見えし」とまで言わしめる程に夢中にさせ、彼が壇ノ浦で二十四歳で散った後、彼女のその後の人生を彼への供養と回想に捧げさせた、資盛さま。でも、こんな年下の恋人がいたら、右京大夫ならずとも、女なら誰だって一生引き摺ることでしょうねぇ。q(≧∇≦*)p
中村真一郎氏の書評や編書、古典評論や現代語訳は、
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伊勢物語―業平の心の遍歴を描いた歌物語 (ビジュアル版 日本の古典に親しむ12)
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実在人物かどうかは別にしても、日本武尊や大津皇子&有間皇子から始まって、何故か夭折した人に惹かれてしまいます。「夭折」とは、広辞苑によりますと「年が若くて死ぬこと。わかじに。」とあります。志し半ばで倒れた人が好きだなんて、なんだか悪趣味みたいですよね? でも、老いを知らず、瑞々しく美しいまま生き急いで亡くなったと聞くと、凝縮されたその人の短い人生が、より一層の輝きを放つように思えるんですよね〜。(*^-^*)
やっぱり一番は、我らが平資盛さまですね〜。もちろん、維盛兄さまも敦盛さまも好きです。それから、「君がため惜しからざりし命さえ」の歌で有名な、大鏡に「容貌が類なく美しく、末代までもこれほどのお方が現れるのは難しかろう」と書かれ、流行り病で二十歳で散った、後少将藤原義孝さま。。。な〜んと、この人、建礼門院右京大夫さんの直接のご先祖なんですよ〜。右京さんもきっと美人だったことでしょうネ。(^-^)vv
資盛さまと義孝さまのお二人が、私の中の「夭折の美男子」の二大巨頭ですが、お二人の共通点はなんといっても希代の「貴公子」。かといって浮ついてなよなよした所がなく、義孝さまは風雅でお洒落な貴公子でありながら、法華経に帰依して結構ストイックな生活してますし、資盛さまは、箏の上手であり、歌下手な維盛兄さまと違って「新勅撰集」にも歌が採られている歌人でありながら、心弱い兄や弟の自殺を乗り越えて、小松家として一人、最後まで勇敢に戦い抜いた武将ですからねぇ。 q(≧∇≦*)p
そしてそれから、「逢い見ての後の心にくらぶれば〜」の歌で人気の、権中納言藤原敦忠さま。38歳没というのは夭折というには微妙なラインですが、端麗な才子である藤原時平を父に、在原業平の美貌の孫娘を母に持つのだから、「形有様美麗」ぢゃない訳がないッ! 加えて、「敦忠卿の存命中は、博雅ごときが管絃の席で持て囃されるなんて考えられなかった」と宮廷人にぼやかせたほどの、天才と言われた(「陰陽師」で有名な)源博雅三位も形無しの管絃の名手。美貌な上に歌と管絃の名手。さしずめ平安時代のアイドル・ロック・スターというところでしょうか?(^-^)vv
あぁぁあああ。ごめんなさい〜、景勝さまぁぁあああッ! 景勝さまは乱世を生き抜いて、満67歳の天寿を全うされたのでしたよね。。。そういう地道な景勝さまに魅かれるようになったということは、私が文字通り大人(つかオバサン)になったということなんでしょうか…。(;^_^A)
Sea Monkey ^_~*