平家本♪

ザホン&橙

今日の一枚は、ダンナのお姉様から送られて来た、庭になったというザボンと橙の実です。ザボンって関東ではあんまり食べないけど、ほんとにサッパリした酸味と甘味で美味しい♪ 大好きになりました。(*^-^*)
平資盛さま&建礼門院右京大夫にハマッて何年も経つが、平家の公達が出て来る本なら、研究本から落人伝説、コミックに到るまで、手に入る限りの本を持っている。平家の公達の中で人気なのは、やっぱり美しさの維盛さま&敦盛さま、智将の知盛さま&重衡さまが四代巨頭、、、かな。少女漫画の世界では、重衡さまよりも能登殿@教経さまのが人気なようだ。能登殿と最愛の稚児@菊王丸のお話が、少女漫画にはもってこいの題材だからだろうケド。(¬ε¬)

教経が菊王丸を兄の通盛さまから譲り受けたっていうのは本当の話だが、↑では、教経の武勇に嫉妬した通盛さまが、菊王丸を刺客として教経の屋敷に送り込むなんて話になっている。だけど、通盛さまって「平家物語」の「小宰相身投」に詳しいけど、本当におっとりした優美な人だったと思うんだよね。愛妻の小宰相が通盛が討死する一の谷の合戦の直前に妊娠していることを打ち明けた時、「この通盛は三十になるまで子を持たなかったが、そうか、子供が生まれるのか。男の子だといいなあ。それこそ自分の忘れ形見だ。何カ月になるのか? 気分はどうかね? いつまで続くかわからないこの海上の船中生活ではなあ。無事にお産をするには、どういうふうにしてあげたらいいのかなあ(口語訳・永井路子氏「平家物語の女性たち」より)」なんて言ってあげてて、なぁんて優しい男性なのかしら〜っと、Sea Monkeyめなどは同じ女性として小宰相さんが羨ましいとさえ思うのである。それなのに能登殿@教経ったら、戦場に妻をまねいてこっそり会っているお兄ちゃんを不甲斐ないと思ったのか、「今、そんなことしている場合ですか! 今にも源氏が押し寄せて来るかもしれないって時に#」って、憤慨して罵ったんだよぉぉおお### だから、もちろん私は能登殿よりも、通盛さまが好き♪ もちろん、資盛さまが一っ番!大好き!なんだケドね。(*^-^*)
それから、もちろん敦盛さまも好きだけど、お兄ちゃんの経正さまもなんか好き。琵琶の名手であった経正さまが、琵琶湖の竹生島に参詣した時、神前で琵琶の秘曲を弾ずると、明神が白龍と化して経正さまのお袖に現じたという話なんか、とっても素敵です。敦盛さんのお兄さんだもん、絶対に美男子だったと思うし。(^-^)vv
源平紅雪綺譚

源平紅雪綺譚

↑では、稚児を男色の相手としていた説話が「古今著聞集」に残っている覚性法親王(鳥羽&待賢門院璋子の皇子)の寵童だった時代の経正が、もちろん親王の×××相手として描かれています。相手が坊主だからちょっと、能登殿×菊王丸よりは絵柄的にヴ〜ムということはありますが、腐女子好みという点でもかなりポイント高い人物です。(*^-^*)
それに、我らが「建礼門院右京大夫集」の「西八条の遊び」にも、「うれしくもこよひの友の数にいりて、しのばれしのぶつまとなるべき(嬉しことに、今夜の友の仲間に入ったことで、後々懐かしく思い出される手がかりになることでしょう)」と素直な気持ちを詠った経正に、周りの人々は「自分だけが、とりわけ懐かしく思い出されるだろうと得意になっているよ」といって笑い、経正は「いつそんなことを申しましたか!」と、ムキになって反論した様子が面白かったとある。この宴に出席していた公達で名前が出て来るのは、少将時代の冷泉隆房、維盛さまとこの経正さまだけだが、里帰り中の中宮徳子の護衛に中宮の兄弟や甥などが当番に詰めて、いつも側に二、三人控えていたとあるから、一門中でも愛すべきいじられキャラだったことが解る。
資盛さま、通盛さま、経正さま、、、。う〜む。やっぱり私の好みはマニアックなんだろうか?(;^_^A)
Sea Monkey ^_~*